
日本共産党秋田県委員会は19日、秋田県庁で県知事選(3月20日告示、4月6日投票)への対応について藤本友里県委員長、米田吉正副委員長が記者会見を行い、前副知事の猿田和三氏(61)を支持することを発表しました。
県知事選には、前自民党県議の鈴木健太氏(49)も立候補を表明。前回の選挙などで協力・共同してきた市民団体「秋田の未来をつくるみんなの会」(未来の会)は2氏と懇談し、14日に重点政策・憲法順守などの政治スタンスが基本的に一致し、確認・合意した猿田氏を支持すると発表しています。
記者会見で藤本氏は、同会と猿田氏の率直かつ積極的な意見交換でかわされた確認・合意を「秋田県の課題解決、県民の願いを実現するうえで非常に重要だ」と評価しました。
唯一の県政野党として日本共産党がただしてきた現職知事が立候補しない選挙であり、国民要求実現の新しい政治プロセスが始まっていると強調。「未来の会」とともに猿田氏を新知事に押し上げ、県民の願いをくみあげ実現する新たな県政にするため、国民運動と党活動の重要性を自覚し力を尽くすと表明しました。