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共産党 各地で集い・演説会 「ぜひ私たちの仲間に」 秋田市で市田氏

日本共産党秋田地区委員会は29日、秋田市で市田忠義副委員長を迎えて集いを開きました。市田氏は政治を変える日本共産党への期待がかつてなく高まっている情勢だと述べ、参加者に入党を呼びかけました。

 

 自民党の裏金問題を受けての「どうしたら政治を変えられる?」という質問に市田氏は、裏金事件が大きな問題になっていることについて「全国の支持者や支部や地方議員の方々が草の根で宣伝・対話してきたことが、自民党政治をここまで追い詰めた」と強調。党への国民の期待が今、暮らしを応援する実体経済に着目した経済政策や憲法9条に基づく対話外交、「自由に処分できる時間」と未来社会論などに集まっていると話し「ぜひ私たちの仲間に加わっていただき、強く大きな共産党をつくって政治を変えよう」と呼びかけました。

 

 「人口や農業従事者の減少などの問題を抱える秋田県がどうしたら元気になるのか」という質問に市田氏は、「農業を国の基幹的産業に位置づけ、生計費に見合う価格保障・所得補償で食べていけるようにすることが重要だ」と述べました。

 

 集いに参加したケアマネジャーの女性=秋田市=は「農業予算と軍事費が逆転して農業が壊れた。真剣な農業政策をとらないと秋田が危なくなる。今日の話を今後の対話の材料にして、希望を語れる未来にしていかないといけない」と話しました。