日本共産党の高橋千鶴子衆議院議員は27日、14日からの豪雨災害で被害の大きかった秋田県能代市と八峰町に調査に入りました。藤本ゆり衆院秋田2区候補と加賀屋ちづ子県議、菊地時子・相場未来子両能代市議、見上政子八峰町議が同行しました。
能代市の米代川支流の悪土川では、水門を閉鎖しポンプで米代川への強制排水をしましたが、降雨量が多くて氾濫しました。その結果松長布町内100軒のうち40軒が床上浸水の被害となりました。
悪土川流域自主防災組織の会長である町内会長は「強制排水のポンプの能力を高めることと米代川のしゅんせつを強めてほしい」と要望しました。
能代市常盤川の氾濫で堤防が決壊し、土砂が農地に流れ込んでいるばかりか、川の流れが変わり、田んぼの真ん中を川が流れている状況を見守っていた農家の男性は「息子には農業をもうやめれと言われている。復旧を自分の力ではできない」と肩を落としていました。
高橋千鶴子議員は「耕している水田なら災害復旧事業のなかで処理できます。激甚災害に指定されれば上乗せもされます。私たちもがんばりますから」と激励していました。