日本共産党秋田県委員会は28日、秋田市のJR秋田駅前で穀田恵二国会対策委員長を迎え街頭演説を行いました。いわぶち友参院議員・比例候補、藤本ゆり秋田選挙区候補が参院選での党躍進へ決意表明しました。
穀田氏は、今回の参院選が「平和か戦争か」を問う大事な選挙だと述べ、政府の秋田市への陸上イージス配備計画を県民の運動と世論で撤回させた経験にふれ、「兵器で命は守れないとの県民の平和への意思が示された」と強調。「核保有」など戦争準備をあおる知事の発言について、すべての市町村議会と県議会で「非核平和都市」宣言を決議した歴史を紹介し「県民の総意に真っ向から反する、絶対許せない発言だ」と厳しく批判しました。
「敵基地攻撃能力」保有や軍事費を2倍化する自民党の提言を鋭く告発するとともに、反戦・平和を100年貫いてきた日本共産党への支持を強く呼びかけました。
いわぶち氏は「原発ゼロ、気候危機打開に本気で取り組み、憲法を守り命と暮らしに生かす政治に転換するため全力を尽くす」と力を込め、藤本氏は「誰もが希望を持てる新しい社会を一緒につくろう」と訴えました。
力のこもった訴えに思わず足を止めて聞き入る人や、「そうだ」「がんばれ」と拍手したり、手を振る人がいました。