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学生アンケート携え美大と懇談 藤本候補訪ねる

”学生の食糧支援の利用率に驚いた””今月予定の2回目にも協力したい”

日本共産党の藤本友里衆院東北比例候補は12日、加賀屋千鶴子秋田県議、蛭川秀紀日本民主青年同盟県委員長とともに秋田公立美術大学を訪ね、コロナ禍で困窮している学生の状況などについて懇談しました。

 蛭川民青県委員長は、4月に民青県委員会が行った美大生向けの食糧支援で寄せられたアンケート結果を手渡し、アンケートに回答した学生の3割がオンライン授業や人間関係、サークル活動や就活への不安があると答えていること、また、対話のなかで「毎日米1合とニンジンだけ食べてました。これでしばらくは宴(うたげ)ですね」と話していたことを紹介しました。

 大学側は「全学生の1割以上が(食糧支援を)利用したことに驚いている」と述べ、学生たちへのサポートを引き続き行い、

学びを応援していきたいと答えました。また、今月22日に実施予定の2回目の食糧支援に対し、「前回同様に全学生へメールで知らせるなど、協力していきたい」と話しました。

 藤本候補は、「行政などに学生への支援を手厚くするよう求め、食糧支援をしなくても安心して学ぶことのできる社会をつくるためがんばりたい」と語りました。