日本共産党秋田県委員会7日、佐竹敬久知事に対し、新型コロナウイルス感染症対策で緊急の申し入れをしました。藤本友里衆議院比例ブロック候補、米田吉正県委員長、加賀屋千鶴子県議が出席し堀井啓一副知事が応対しました。
感染拡大の第3波が広がる中で、県内では県外からの往来によるものも含め、断続的に感染者が発生しています。要請項目は、▷「Go To キャンペーン」を直ちに中止する
▷県外との往来は極力自粛する▷医療や介護・障害者福祉施設等の定期的なPCR検査の実施▷奨学金の拡充―など5項目です。
藤本候補と加賀屋県議は、福祉施設の職員から寄せられた「自分たちはGo To キャンペーンなんて関係ない生活。そのお金をPCR検査に回してほしい」という声を紹介し、社会的検査の実施を強く求めました。
また、あるシングルマザーの実情を紹介。収入減で、子どもの進学のために準備していたお金を取り崩さざるを得なかったといいます。藤本、加賀屋両氏は、経済的な問題で進学をあきらめるようなことがないよう支援すべきだと訴えました。
堀井副知事は、特に女性に深刻な影響が及んでいるので、奨学金などについてはしっかり考えていくと述べ、至らない点があれば改善していきたいと応じました。